欧州チャンピオンズリーグ(CL)も、いよいよファイナルを迎えます。マンチェスター・シティvs.チェルシーという、手の内を知り尽くした同士のプレミアリーグ対決。今シーズンを締めくくるのにふさわしい顔ぶれとなりましたね。
シティにとって、CL制覇は悲願でもあります。
栄光を勝ち取るためにペップ・グアルディオラを招聘して、5年。これまでも何度かチャンスがありましたが、ことごとくファイナル前で涙を飲んできました。選手たちにとっても、クラブにとっても、ファンにとっても大きな期待を抱いてこの日を迎えることでしょう。
プレミアリーグで勝ち点12ポイント差をつけて優勝を決めるなど、まさに“独走”した2020-21シーズンでしたが、決して序盤から順風満帆だったわけではありません。これまでチームを支えてきたダビド・シルバがチームを去るなか、同じくチームの屋台骨でもあったFWアグエロが長期離脱、さらに司令塔のデブライネも今季はケガに悩まされることが多かったので、過密日程も相まって思うような布陣を揃えられなかったはず。第3節のレスター戦(2-5)や第4節のリーズ戦(1-1)あたりでは「シティ、大丈夫かな?」と心配になるような試合内容でした。
それでも、CLの戦いを並行しながら巧みな選手起用で乗り切ると、12月あたりはほとんど負けていない。ゼロトップを駆使するなど、ペップの戦術や采配には毎度必ず発見と驚きがありますが、全て理論的。本当に頭の中を覗いてみたいです。
【CL決勝】水沼貴史「チェルシーはオプションが豊富」気になるペップとトゥヘルの采配、シティのキーマンは?(水沼貴史) - Number Web - ナンバー
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