G戦士3人が日の丸を背負う。侍ジャパンが16日、オリンピック(五輪)内定選手を発表し、巨人からは菅野、中川、坂本の3選手が選出された。3人とバッテリーコーチとして参加する村田善則コーチは、川崎市のジャイアンツ球場で行われた1軍練習前のミーティングで巨人ナインの前であいさつ。大きな拍手で祝福を受けた。

エース菅野は、右肘の違和感などの影響で離脱期間もあり、今季は8試合に先発し、2勝4敗、防御率2・72。直近の13日ロッテ戦(ZOZOマリン)では3回途中4失点と精彩を欠いたが、国際大会での豊富な経験値を評価された形だ。楽天田中将とともに投手陣を引っ張っていく役割を期待されている。「目標としていたオリンピックのマウンドに立てるチャンスをいただけたことに感謝しています。日本代表としての責任と誇りを胸に、期待に応えられるように頑張ります」とコメントした。

リリーフとして選出された中川は今季31試合に登板し、2勝2敗14ホールド、防御率3・64をマーク。連投に回またぎとタフな活躍が期待される。「日本代表の一員として日の丸を背負って戦えることをとてもうれしく思います。日本の勝利に貢献できるように、自分の役割を全うできるように精いっぱい頑張ります」と決意を示した。

11日ロッテ戦(ZOZOマリン)で右手親指末節骨の骨折から約1カ月ぶりに復帰した坂本も選出された。幼なじみの楽天田中将ら最年長の88年世代としてチームをけん引していく。「日本代表に選出していただき光栄に思っています。日本代表としての誇りを持って、全力プレーで戦います。ファンの皆様にいい報告ができるようにチーム一丸となって精いっぱい頑張りますので熱い応援をよろしくお願いいたします」とコメントした。

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