◆東京五輪 競泳・混合400Mメドレーリレー予選(29日、東京アクアティクスセンター)
五輪新種目の混合400Mメドレーリレー予選が行われ、日本は第2組に出場。背泳ぎ・小西杏奈(ガスワン)、平泳ぎ・佐藤翔馬(東京SC)、バタフライ・松元克央(セントラルスポーツ)、自由形・池江璃花子(ルネサンス)の4人で挑み、3分44秒15の全体9位。0秒21足りず、決勝進出はならなかった。
今大会から新しく採用された同種目は、男女2人ずつが泳ぐ。男女の種目配置は各国の戦略次第で、日本は本職は自由形の松元が、今年4月の代表選考会の100Mで3位に入ったバタフライを泳いだ。池江は今大会、400Mフリーリレーに続く出場で、アンカーとしてスタート台に立った。
日本は、6チームが男子を起用した中で第1泳者を任された小西が7位でタッチ。佐藤で8位にいったん順位を落として大差がついていたが、第3泳者の松元が6人の女子を相手に爆追いガツオと化し、混戦の中の7位で池江へ。池江は最後に1人を抜き、6位でフィニッシュした。
池江は「競泳は流れが悪いと言われているけど、チームとしてはリレーとかで盛り上げたい気持ちもあった。みんな全力で送り出してくれたので、ハッピーな気持ちでレースに臨むことができた」と笑顔で振り返った。
30日は女子400Mメドレーリレーにバタフライで出場予定だが、「3年後(パリ五輪)はバタフライでメダルを取りたい気持ちもある。あしたも前の2人がいい記録で泳いでくれることを信じて、バタフライがどれくらい出るかなって楽しみもある」と、個人の記録に結びつけられる泳ぎをテーマに設定した。
この日は、尊敬するスイマーであるスウェーデンのサラ・ショーストロムと再会し、インスタグラムにもツーショットをアップした。池江は白血病を、サラは今年の右肘の骨折を克服して大舞台への出場権を得た。「うれしかったです。お互いにけがや病気、つらいことを乗り越えての東京五輪だったので。サラは個人でも活躍しているので、私も続いて記録を伸ばしていきたい」と、さらに高いモチベーションを得た様子だった。
池江璃花子が「ハッピーな気持ち」 新種目の混合メドレーリレーでアンカー奮闘「盛り上げたい気持ちあった」 - スポーツ報知
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