メジャートップタイの46本塁打を放っているブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ内野手(22)が、投手として9勝を挙げながら本塁打王を争っているエンゼルス大谷翔平投手(27)を「天才」と称した。

ドミニカ共和国の地元メディア「Zデジタル」のエクトル・ゴメス氏は27日(日本時間28日)、ツイッターでゲレロの独自取材の映像を公開。ゲレロはインタビューで、大谷について「素晴らしい選手、そしてとても謙虚で素晴らしい人間。天才だ。(二刀流が)成功するか試すためのある種の実験として地球に送られてきたのだと思う。そしてそれは成功している」と話した。

大谷は今季打者として打率2割5分8厘、45本塁打、98打点、24盗塁を記録しながら、投手で9勝2敗、防御率3・18、156奪三振をマーク。ベーブ・ルース以来の本格的な二刀流選手として席巻し、MVPの有力候補に挙がっている。ゲレロは今季155試合で打率3割1分5厘、46本塁打、105打点と主要3部門でリーグトップクラス。本塁打は9月17日のツインズ戦を最後に9試合出ていない。本塁打トップで並んでいるロイヤルズのペレス、3位の大谷と、いずれも今季残り6試合となっている。