
リオ五輪競泳男子400M個人メドレー金メダルの萩野公介(ブリヂストン)が24日、都内で会見し、現役引退を正式に表明した。
今後は大学院を受験するなど、多岐に渡って活動の予定。指導者としてプールに戻ってくる可能性については「僕は向いていない」と笑顔で否定した。
―引退を決意するきっかけは。
「体力も、気力もだし、もしかしたら前のように何が何でもとしがみつくようなところはなくなっていたかもしれない。最後の方はなぜ僕は泳いでいるんだと現時点での僕なりの答えを見つけられて、精いっぱいやってきてよかった」
―東京五輪の涙。
「実力的に言ったら準決で落ちてもおかしくなかった。まさかもう一本(決勝で)泳げるとは。心の底からうれしいと思ったのは幼少期の頃以来だった」
―ライバルの瀬戸大也へは伝えたか。
「本当にお疲れ様と言われ、ありがとう、と。彼がいなかったら僕はいない。勝っても負けても、どっちが勝つか分からないっていう不思議な関係だった。それがないと思うとさみしい」
―右肘の状態は。
「言い訳にはしたくないが、正直いい状態にはほど遠かった。けがにはすごく苦しんだ」
―後輩には。
「ただ速く泳ぐことだけをゴールにすると苦しくなることもある。泳ぐとは何かと考えながら泳いで欲しい。そうすれば水泳の魅力もアップする」
―指導者の道は。
「僕は向いてないと思っているので、考えていない」
―リオの後の成長は。
「人様に誇れるものはないが、水泳を通して沢山の経験をさせてもらい、人生に幅が出た」
―泳ぐ意味とは。
「最初は速く泳げばいいとずっと思っていた。1位ならいい、記録出せばいいと、そればかり追い求めていたが、1位になってもそこにいったい何が残るのかと強く感じるようになった。泳ぐことは生きることにつながる。苦しくてもたくさんの人の力を借りて一歩ずつ前に進むことが生きること」
―今後は。
「少し休んでいろいろなことに興味があるので、チャレンジして第二の人生を頑張っていきたい。来年度から大学院に進学する予定。スポーツが好きなので、そういったことに携われれば。環境問題であったりとか、積極的にいろんな活動をしていきたい。進学先? まだ受験をしていないので(言えない)、落ちたら恥ずかしいので(笑い)」
引退の萩野公介「指導者には向いていない」来春大学院進学へ、環境問題にも興味 - auone.jp
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