中日、阪神、楽天で監督として優勝し、2018年に亡くなった星野仙一氏のゆかりの品を展示していた「星野仙一記念館」(岡山・倉敷市)が30日、閉館した。2008年1月の開館から、のべ50万人が来場。最終日は約200人のファンが全国から訪れ、閉館を惜しんだ。
倉敷は星野氏の故郷。13年8か月、記念館の運営に携わってきた延原敏朗館長(80)が高齢ということもあり、閉館になった。延原館長は会見で「2008年の開館以来、ずっと星野仙一というビッグな人の名誉を傷つけないように、一生懸命やってきました。今になって考えるといろんな悔しい思いもありました。閉館はさみしいです。悔しいです。でも思いを残すことはありません」と涙をこらえながら語った。
記念館には、沢村賞にも輝いた中日時代のユニホームやグラブの他、阪神、楽天の監督時代の記念品など、約1000点が展示されていた。その貴重な品々は今後、倉敷市に寄贈される予定で、「貴重な記念物が永久保存されるのはかけがいのない思いです」と延原館長は安どの表情を浮かべた。
星野仙一記念館が閉館 13年8か月に終止符「名誉を傷つけないように一生懸命やってきた」 - スポーツ報知
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