◇米国女子◇ゲインブリッジLPGA at ボカリオ 事前(25日)◇ボカリオGC (フロリダ州)◇6701yd(パー72)
今大会の会場となるボカラトンは、古江彩佳がかねて行きたがっていたフロリダ州の“夢の国”ディズニーワールドから車で南へ3時間ほどのところにある。次週「LPGAドライブオン選手権」も同じフロリダ開催だが、今度は西へ2時間半ほど車で走らなければならない。
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2連戦を終えたらすぐ日本に戻り、新型コロナウイルス感染拡大防止のための隔離期間を挟んで3月3日開幕の「HSBC女子世界チャンピオンズ」(シンガポール・セントーサGC)に向けた調整を進めていく予定。「時間的にその(ディズニーに行く)時間はないかな、と。隔離がなければ(帰国する前に)行ってると思いますけど…」と残念がって笑わせた。
昨年12月の予選会(Qシリーズ)を終えて帰国後の隔離期間は年末まで及んだ。年が明けてからは前年のうちにできなかったスポンサー関連の仕事と並行しながら練習を本格化。「練習できていない状態で1月に入って(渡米が)すぐだったので。感覚としては“練習が足りてない”っていうのはずっとあります」
58度のウェッジのみ新たなモデルにチェンジして渡米。「ロブショットとかも必要になる。よりスピンが利くタイプに」。限られた時間の中でも、米ツアーメンバーとして迎える“デビュー戦”を前にできる準備はやってきた。
アマチュア優勝を飾った2019年「富士通レディース」をはじめ、ツアー7勝は全て9月以降のもの。秋に強いイメージも「(例年開幕戦となる)3月とかは、試合勘がないときにうまくできていないのがあったと思う。そこに比べると、12月まで試合をやって(試合から離れて日が)浅いので、まだそこは大丈夫かな」と前向きに考えている。
「新しい環境にチャレンジするのが一番の楽しみ」。夢の国を訪れるのは少し先のことになりそうだが、目の前には未知のワクワクが広がっている。(フロリダ州ボカラトン/亀山泰宏)
夢のディズニーはおあずけ? 古江彩佳「チャレンジが楽しみ」 - ゴルフダイジェスト・オンライン
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