女子ショートトラックの1500メートル順位決定戦が16日に行われ、準決勝の救済措置で回った菊池純礼(26=富士急行)が同組1位で全体の8位が確定。男女個人6種目で唯一の入賞者となり、2大会ぶりとなる入賞者ゼロの屈辱を免れた。
前回2018年平昌大会後、10年バンクーバー五輪のスピードスケート男子500メートル銀メダリスト、長島圭一郎氏がショートトラック日本代表のヘッドコーチに就任。いきなりトレーニングメニューの改革に着手した。スピードスケートでは当たり前の陸上トレや自転車トレを導入。根本的な肉体から変化を求めた。
さらに五輪直前まで、2度に渡って沖縄・石垣島で長期合宿を敢行。その間、選手たちはリンク脇にあるロッジの一室をそれぞれ借り切った。各部門のコーチの増員など、長島ヘッドの「レボリューション」に妥協はなかった。
「選手たち自身、過去と比べると成長している。ただ、同じぐらいに世界も成長していて、4年前とはまるっきり違うぐらい、成長している。厳しい戦いにはなると思う」
大会前、こう覚悟していた通りの結果が北京の舞台で残った。もちろん、入賞者を1人出すことが目標ではない。98年長野五輪以来のメダル奪取へ、再び試練の4年間が始まる。
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女子1500メートルの菊池純礼がショートトラック日本の危機救った 8位で個人種目日本勢初入賞 - スポニチアネックス Sponichi Annex
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