◆北京冬季五輪 ▽アイスホッケー女子(5日、五カ松体育センター) 日本6―2デンマーク
1次リーグB組で、世界ランク6位の日本「スマイル・ジャパン」は同11位のデンマークを6―2で下し、開幕2連勝。前回・平昌五輪のコリア戦(4―1)を超える、日本の五輪最多得点で勝ち点3を積み上げ、初の決勝トーナメント進出に大きく前進した。
日本は、昨夏の世界選手権では1―0と接戦だった相手に対し、第1ピリオド(P)開始直後から積極的なプレスから流れをつかみ、前半10分にカウンターから山下光(西武)が抜け出し、相手GKの動きを見ながら先制点を決めると、12分には床秦留可(西武)、13分にも浮田留衣(ダイシン)と同じようにGKと1対1の展開から確実にゴールを決め、第1Pだけで3点を奪取した。
第2P開始2分には床秦のパスから床亜矢可(西武)が3大会連続となるミドルシュートを決めて4点目。相手に1点を返されたが、同P終了間際に床秦のアシストから志賀紅音(トヨタ)が追加点。第3Pも主導権を握り続け、8分に米山知奈(道路建設)が2試合連続のゴールを決めるなど、実力をフルに発揮した。
世界ランクの下位グループながら、欧州の強豪を相手に連勝。6日に行われる開催国・中国戦で勝利を収めれば、初の決勝トーナメント進出も決まる。大沢ちほ主将は「(勝利は)自分たちのプレーを出し切った結果。明日(中国戦)も自分たちのプレーに集中して勝ちきりたい」と必勝を誓った。
◆大会方式 女子は10チームが出場。世界ランクによってA(上位)、B(下位)組の2つに分けられ、各組5チームが1回戦総当たりで争う。A組は全5チーム、B組は上位3チームが決勝トーナメント(T)に進出する。決勝Tの準々決勝では、A組1位―B組3位、A組2位―B組2位、A組3位―B組1位、A組4位―A組5位が戦う。3ピリオドが終了した時点で勝利なら勝ち点3、同点の場合はサドンデス方式(ゴールが決まった時点で終了、1次Lは5分、決勝Tは10分、決勝は20分)が行われ、それでも決まらない場合はゲームウィニングショット戦で勝敗を決める。延長戦以降で勝利したチームは同2、敗れたチームは同1。
スマイル・ジャパン大笑い 初出場のデンマークに圧勝で決勝トーナメント大きく前進 - スポーツ報知
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