◆北京冬季五輪 ▽フリースタイルスキー 女子モーグル決勝(6日・張家口・雲頂スキー公園)
女子決勝が行われ、川村あんり(17)=日体大桜華高=は、5位入賞を果たした。決勝1回目は80・72点の2位で2回目に進出を決め、3回目は77・12点だった。
今年に入り、W杯は4戦2勝、全てで表彰台に上がった新進気鋭の17歳。4歳から、スキー板を乗りこなしていた。川村の恩師・楢崎直樹さん(48)は「彼女は、小学校に上がるまで、幼稚園とか保育園には、冬に行ったことがなかった。行かないで、毎日スキー場に来る。とにかくスキーが大好きでした」と明かした。祖父、両親は元アイスホッケーの選手。アスリート一家に生まれたあんりは、“雪の申し子”となった。
17歳でのメダル獲得なら、冬季五輪では10年バンクーバー大会で銀メダルを獲得したフィギュアスケートの浅田真央(19歳)を抜き、日本女子最年少となり、さらにモーグルでの金メダルなら、98年長野大会の里谷多英以来、24年ぶりの快挙だったが、表彰台は逃した。
日本勢は川村と星野純子(チームリステル)、住吉輝紗良(日大)と冨高日向子(多摩大)の4人が決勝に進んでいたが、2回目進出を決めたのは川村のみだった。
川村「ここまで支えてくれた人たちに感謝しかないですし、メダル候補ってずっとあげていただいてメダル取れなかったので申し訳ない気持ちでいっぱい。ここまで頑張ってきましたし、あきらめない姿がみなさんに伝わればいいなと思っています。攻めて滑ろうと思っていたし、楽しもうという気持ちで挑めました。あきらめない姿を皆さんに見せていきたい。私も小さいときから頑張ってきましたし、頑張れば夢は叶うとお伝えしたいです。寒い中、ありがとうございました」
◆モーグルの試合形式 男女各30人が出場。予選1回目は上位10人が決勝に進む。11位以下は決勝と同じ日に行われる予選2回目にまわり、残り10枠を争う。20人で行われる決勝は1回目で上位12人、2回目で上位6人に絞られ、6人による最終3回目で順位が決まる。得点は持ち越されない。
川村あんりは5位入賞…冬季五輪の日本女子最年少メダルには届かずも「あきらめない姿を見せていきたい」 - スポーツ報知
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