ブルージェイズは「とにかく素晴らしい球団、世界一を目指している球団」
ブルージェイズの菊池雄星投手が15日(日本時間16日)、フロリダ州ダンイーデンの球団施設で入団会見を行った。前日14日(同15日)に3年3600万ドル(約42億5500万円)で入団。ブルージェイズを新天地に選んだ理由について、「とにかく素晴らしい球団、世界一を目指している球団という印象があったからです。街は素晴らしいと感じていますし、チームの雰囲気も対戦していて明るいチームだと感じていました。決断にはそんなに時間はかかりませんでした」と語った。
交渉ではブルージェイズや本拠地トロントの街を紹介するビデオメッセージが送られた。約8分間のビデオではチームメートやスタッフが次々と登場。「それが自分の中ですごく大きなものでした。とにかく街や環境の素晴らしさをまず紹介してくれてましたし。あとはスタッフのコメントだったり、何よりレギュラーのチームメート、スーパースターたちがこのチームを誇りに思っていると。そこが印象的でした」と打ち明けた。
昨年12月初旬からロックアウトとなり、移籍交渉もできなかった。それでも、移籍市場解禁後、すぐに新天地を決めた。「1日とかそのぐらいで、おそらく24時間前後で決めたんじゃないかと思います。このチームや街の素晴らしさを知ってましたので、決めるのには時間がかからなかったです」と語った。
この日はブルペン投球を行ったという。「開幕までいつも以上に時間がない。野球以外でも、もし食事の時間があれば、お互いを知れるチャンスになると思う」と積極的にコミュニケーションを図る考えだ。
昨季は29試合登板して7勝9敗、防御率4.41。オールスター戦にも初選出された。「まずはストレートが1番の持ち味だと思っています。どれだけストライクゾーンを攻められるかが1年間通して鍵になるかなと思っています。他にも3つ球種がありますので、いかにいいカウントを作るかがテーマになると思います」と活躍のポイントも語っていた。
(Full-Count編集部)
菊池雄星がBジェイズ入団会見 同僚のビデオメッセージで即決「24時間前後で決めた」 - Full-Count
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