フィギュアスケートの世界選手権第3日は25日、フランスのモンペリエでアイスダンス・リズムダンス(RD)があり、1月の4大陸選手権銀メダルの村元哉中(かな)、高橋大輔組(関大KFSC)が登場。67・77点で26日のフリーへ進んだ。演技後の「かなだい」の談話は次の通り。
村元哉中の話 ミスがあった中でも自信を持って落ち着いて最初から最後まで、自分たちが魂を込めて滑ることができた。(RDの「ソーラン節」の日本っぽさは)静かに心が燃えている感じを出したり、表には出さない、内に秘めている思いをぶつけているRDかなと思う。(演技直前の)5分間練習で、「ダイスケ・タカハシ」と呼ばれた時に、みんなシングルの大ちゃんを知っているので、大ちゃんを一人のスケーターとして改めてすごいなと思ったし、自分も「高橋大輔」とアイスダンスで出ていることがすごいことだなと。今でも一緒に滑っていることが不思議だと思うくらい、幸せだと感じる。
(フリーの「ラ・バヤデール」は)本当に(RDと)違う世界観。クラシックバレエの先生と所作などを練習してきた。スケートというよりもバレエの雰囲気を出したいと思う。
高橋大輔の話 全体の演技として、自分たちとしては良かったなと思ったが、あとでスコアシートみたら(レベルの)取りこぼしがあったので、そこが響いたのかな。自分たちの演技は、僕のツイズル以外は良かったと思う。(ミスの原因は)メンタリティーの部分が大きくて……。ちょっと2個目のツイズルで、毎回同じことができていなかったので、知らず知らず不安要素になっていた。会場に入ってから悪くはなかったが、これが世界選手権だったり大舞台なのかなと。5分間の公式練習でもうまく入らなかった。あとは演技として非常に良かったので、きっちり決めないと、決めない部分が出過ぎていた。
久しぶりの世界選手権だが、アイスダンサーとして挑むということで空気感もなんか違うし、久しぶりなんだけど、あまり久しぶり感がないというか……。不思議な気持ちがある。(アイスダンスを)始めて2年になるが、やっと初めて世界のフルメンバーと試合をした。こういう空気感でできる緊張感がやっぱり世界選手権だと思うし、戦えることに喜びを感じている。すごく新鮮な気持ちと久しぶりな気持ちが混じってなんか面白い感覚。
(マリナ・ズエワ・コーチからは)「大丈夫!」と(笑い)。「パフォーマンスはすごい良かったよ」と。ミスに関しては言われなかった。ツイズル以外のパフォーマンスはすごい良かったと思う。
村元哉中「終始、魂込めた滑り」 高橋大輔「やっと世界と試合」 - 毎日新聞 - 毎日新聞
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