米アリゾナ州メサで行われているMLB選手会主催の「合同キャンプ」の参加者が、今週中にも50選手前後まで増加する見込みとなった。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」によると、近く、エンゼルス大谷翔平投手(27)も参加予定だという。記事では練習施設が「二刀流スター選手の打撃練習を見たいと思う野球ファンのように、選手間で話題となった」と伝えている。

7日(日本時間8日)は昨季ノーヒッターを達成したジョー・マスグローブ投手(29=パドレス)、昨季39本塁打を放ったミッチ・ハニガー外野手(31=マリナーズ)、通算244セーブのマーク・メランソン投手(36=ダイヤモンドバックス)ら20数選手が参加。参加選手が今後も増えていけば、実戦形式の練習メニューも可能となりそうだ。

労使協定改正を巡る交渉が難航しているMLBでは、昨年12月2日以来、オーナー陣によるロックアウトが継続中。選手は各球団のキャンプ施設への立ち入りが禁止されているため、選手会が「合同キャンプ」を企画した。