ノルディックスキーのW杯ジャンプは4日(日本時間5日未明)、ノルウェー・オスロで混合団体第2戦(ヒルサイズ=HS134メートル)が行われ、高梨沙羅(クラレ)佐藤幸椰(雪印メグミルク)伊藤有希、小林陵侑(ともに土屋ホーム)の北京五輪と同じメンバーで臨んだ日本は合計847・5点で出場8カ国中4位だった。

男女2人ずつが飛んで競う混合団体は北京五輪で採用され、高梨が1回目にスーツ規定違反の失格となった種目。4位に終わった北京五輪と同じ1番手で出場した高梨は、1回目123メートル、2回目118・5メートルでともにグループ2位。五輪後初めて実施された試合で、チームとして表彰台に届かなかった。

北京五輪で金メダルを獲得したスロベニア(ボガタイ、コシュ、クリジュナル、ザイツ)が合計942・9点で優勝した。2位はオーストリア、3位はノルウェーだった。この日もスーツ規定違反でフィンランドの女子選手が1回目で失格となった。