ベテランが意地を見せるか――。格闘技イベント「ＲＩＺＩＮ．３７」（７月３１日、さいたまスーパーアリーナ）の会見で、所英男（４５）が階級をフライ級に下げて、ＤＥＥＰ同級王者で現在７連勝中の神龍誠（２１）と対戦することが決まった。
ＭＭＡ戦は２０２０年大みそかの太田忍戦以来となる所は「またＲＩＺＩＮでＲＩＺＩＮルールでさいたまスーパーアリーナに立ててうれしいし興奮しています」と意気込み。相手の神龍については「かっこよくて強くてみんなが憧れる選手だと思います。『負けねえぞ』っていう気持ちと『３Ｒやり切ってやる』という気持ちを毎日言い聞かせています。（フライ級で）国内最強だと思います。（階級を）下げていきなり対戦させていただけるのは申し訳ないですけど、みんなが見て納得して喜んでもらえる試合ができたらと思います」と力を込めた。
また、２４歳下で今最も勢いのある若手との対戦に大ベテランは「（年齢は）ただの数字…、と言いたいところですけど、やっぱりうまくやらないといけない部分はあります。なかなか疲れが取れなかったりとか」と苦笑い。それでも「でも、自分たちおじさんの未来も輝いているはずなんで、頑張っていきます！」と中年の星になるべく拳を握った。
その神龍からは「〝引退試合〟で俺みたいな選手とやれてよかったと思います。今回のテーマはオヤジ狩りなんでボコボコにします」と刺激的な宣戦布告。これに所は「ＲＩＺＩＮであと３戦くらいはやりたいです」と苦笑いした。
【ＲＩＺＩＮ】２０代王者と対戦の所英男「おじさんの未来も輝いている！」 - 東スポWeb
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