◇米国男子プレーオフ第3戦(最終戦)◇ツアー選手権 2日目(26日)◇イーストレイクGC(ジョージア州)◇7346yd(パー70)
首の痛みは少しでも軽くなったようだった。スコアを伸ばせなかった初日から一転、松山英樹は5バーディ、1ボギーの「66」をマークし、通算6アンダー。22位から15位に順位を押し上げて週末に向かった。
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同学年のイ・キョンフン(韓国)との2サムは序盤、互いにバーディを獲り合った。2番(パー3)でいずれも下りのラインを流し込み1つ目。松山は6番(パー5)からさらに2つ続けた。9番(パー3)ではショートサイドのバンカーからウェッジでカラーに落とし、1mに寄せてパーセーブ。1Wショットを大きく右に曲げた後半10番のボギーが、唯一スコアを落としたホールだった。
フェアウェイキープは前日よりも3つ少ない6ホールで、そのうち4つが後半だった。5m以内のチャンスを多く作って2バーディ。「ティショットもところどころで、自分の思うようなショットが打てたり、久々に良かったなというところもあったが、悪いところとのギャップがすごく大きい。でも、その中で伸ばせたのは大きい」
残り36ホールで、さらなるチャージをかけるためにはピンチをしのぐプレーが必要。この日の16番では1Wショットを左ラフ、2打目は前方の木を避けるためのフックがかかり切らずグリーン右奥へ。ウェッジでの寄せにも失敗しながら、4mを流し込む。「ミスが3回続いてよくパーで上がれた」。1mにつけたバンカーショットが4打目だった18番(パー5)もパーでしのいだ。
当地での自身のベストスコアにあと1つに迫った18ホール。故障については言葉少なで、「内容は別としてスコアがいいのは良かった」と自分のゴルフの状態に目を向けた。スコッティ・シェフラーがポイントランキング1位のスタート時のリードも生かして首位を独走中。「トップとはだいぶ離れているが、きょうみたいに粘り強く終われれば」と目の前の時間に集中する。(ジョージア州アトランタ/桂川洋一)
「自分の思うようなショット」も少しずつ 松山英樹は挽回の“66” - ゴルフダイジェスト・オンライン
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