夏の全国高校野球、北北海道代表の旭川大高校は大会５日目の１０日、第１試合で春夏連覇を狙う大阪桐蔭高校と対戦し、序盤はリードしましたが３対６で逆転負けしました。
旭川大高校は１回に２本のヒットなどで満塁のチャンスを作り、５番・山保亮太選手のセンターへの犠牲フライで先制しました。
３回には先頭バッターがフォアボールで出塁したあと、３番・藤田大輝選手が速球をライトに運んでツーランホームランとして、強豪を相手に３対０とリードしました。
先発した右投げの池田翔哉投手は、１回と２回は、コースをつくピッチングで無失点でしたが、３回にツーアウト一塁二塁の場面で、３番バッターのタイムリーヒットで１点を返されました。
さらに一塁三塁でキャッチャーのパスボールで、２点目を失いました。
旭川大高校は５回に先頭バッターから２者連続ヒットでチャンスを作りましたが得点できず、６回には池田投手が大阪桐蔭高校の５番バッターにレフトにソロホームランを打たれて同点とされました。
そして、７回に池田投手が先頭の１番バッターにフルカウントからの速球を打たれてソロホームランで３対４と勝ち越されました。
旭川大高校は池田投手に代わって山保選手が２人目で登板しましたが３者連続ヒットで２点を失って、突き放されました。
旭川大高校は３点を追う９回にはツーアウト満塁の場面を作りましたが得点できず、３対６で敗れて、初戦突破はなりませんでした。
【学校の体育館で応援】
夏の全国高校野球、北北海道代表の旭川大高校では、およそ１００人の生徒などが旭川市内の学校で初戦に臨んだ選手たちを応援しました。
旭川大高は甲子園球場で行われている夏の全国高校野球、大会５日目の１０日、第１試合で春夏連覇を狙う大阪桐蔭高校と対戦しました。
旭川大高の体育館では、およそ１００人の生徒などが特別に用意されたおそろいのＴシャツを着て、大きなスクリーンに映し出された試合の様子を観戦しながら選手たちを応援しました。
試合は旭川大高が１回に先制したあと、３回に藤田大輝選手のツーランホームランで３点をリードする展開となり、生徒たちはメガホンをたたくなどして大きく盛り上がりました。
このあと３対６と逆転されて迎えた９回にはツーアウト満塁のチャンスを作りましたが得点できず、初戦敗退でしたが、生徒たちはメガホンをたたいて選手の健闘をたたえていました。
高校１年生の男子生徒は「強豪の大阪桐蔭に食らいつく姿がすごいと思いました。諦めない選手たちの姿に感動しました」と話していました。
また、高校３年生のバレーボール部の女子生徒は「最後まで攻め続けているところがよかったです。きょうの試合を見て、野球部に負けないようにもっと強くなりたいと改めて感じました」と話していました。
甲子園 旭川大高が大阪桐蔭高と対戦 ３対６で逆転負け｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp
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