米大リーグは20日(日本時間21日)、各地で行われ、エンゼルスは同じア・リーグ西地区のレンジャーズと敵地で対戦、5―2で勝った。3番指名打者(DH)で先発した大谷翔平は六回に6試合連続安打となる右前打を放ち、勝ち越しのホームを踏むなど4打数1安打、1三振だった。(デジタル編集部)
エンゼルス 020 003 000=5
レンジャーズ100 010 000=2
レンジャーズの先発投手は24歳左腕のラガンズ。今年8月にメジャーデビューを飾り、ここまで6試合に登板し0勝2敗。エンゼルスとは初対戦。一方、エンゼルスは今季5勝9敗ながら、防御率2・99と安定している25歳左腕、サンドバルがマウンドに立った。
【第1打席】一回表、エンゼルスは1番のレンヒフォが安打で出塁したが、2試合ぶりの出場となるトラウトは三ゴロ併殺。続く大谷はカウント3―1から低めの速球を強烈なライナーで打ち返したが、中堅のタベーラスが滑り込みながらキャッチした。
その裏、レンジャーズは1番セミエンが四球で出塁。続くシーガーが左翼へ長打コースの安打を放ち、追いついたアデルがグラブからこぼして打球処理にもたつく間(記録は二塁打)にセミエンが一気に生還し先制した。
二回表、エンゼルスは先頭の4番ワードが中前打で出塁。続くダフィーが左翼ポール際にライナーで飛び込む今季2号を放ち、逆転した。
【第2打席】三回表、二死走者なしで打席に立った大谷はラガンズのチェンジアップに苦戦。内角に来た3球目を空振りし追い込まれると、5球目も空振りし三振に倒れた。
五回裏、レンジャーズは二死から9番トンプソンがセーフティーバントで出塁。続くセミエンの中堅左への当たり(記録は二塁打)で、トンプソンが一気に生還し同点に追いついた。
【第3打席】追いつかれたエンゼルスは六回表、先頭で打席に立った大谷が五回途中から2番手で登板していた26歳右腕のサンタナと対戦。初球の速球を空振りし、2球目のチェンジアップにタイミングを外されかけたが、うまく右前に運んだ。6試合連続安打は、11試合連続安打を放った6月以来。大谷は続くワードの左翼線への二塁打で一塁から一気に生還、エンゼルスは勝ち越した。さらに、ダフィーがこの日3本目の安打でつなぎ、無死一、三塁。フォードが3番手の28歳左腕、キングから右前適時打を放ち、4点目。アデルも左前適時打で続き5点目。なおも無死一、二塁のチャンスだったが、スタッシの三ゴロからレンジャーズは三重殺を完成させた。
エンゼルスは先発のサンドバルが5回3安打2失点の好投。六回裏から継投に入った。
【第4打席】八回表、レンジャーズは3番手のキングが続投。先頭で打席に立った大谷はカウント1―2からの5球目、シンカーを引っ掛け凡退。二塁ベースの右で守っていた三塁手へのゴロとなった。
エンゼルスはサンドバル、ワンツ、ループ、ハーゲットの4人の継投で逃げ切った。
大谷翔平が6試合連続安打、六回の猛攻の起爆剤に…レンジャーズに勝利 - 読売新聞オンライン
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