日本代表は10月下旬~11月上旬に予定されているW杯メンバー発表前、最後の試合を終了。サッカー担当の内田知宏キャップが本大会出場メンバー26枠を予想した。
【GK】(3枠)
最終予選で正GKを務め、W杯出場に貢献した権田は当確だ。この2試合でプレー機会がなかった川島も選出が濃厚。W杯3大会出場の経験は貴重で、森保監督からチームをまとめる存在として信頼を置かれている。残る1枠を実績のシュミット、若く将来性のある谷、大迫敬介(広島)で争う構図だが、エクアドル戦でPKストップ、CKやクロスに対し、安定したハイボール処理を見せたシュミットが競争に終止符を打った。
【サイドバック】(4枠)
最もスムーズに決まる。右は予選から不動の酒井、山根、左は長友と中山の順当選出が濃厚。特に36歳となった長友のプレーを不安視する声もあったが、6月のブラジル戦に続き、エクアドル戦で守勢の粘り強さ、体を張るタイミングなどはベテランならでは。守備の時間が増えることが予想されるW杯でも必要。
【センターバック】(4枠)
主将の吉田、無欠の冨安選出に疑問を挟み込む余地はない。そして、予選でも堅実な守備を見せた谷口。板倉滉(ボルシアMG)も当確ラインにいたが、負傷でW杯出場は不透明だ。サプライズがあるなら4枠目。この日はセンターバックに入った伊藤は、サイドバックとセンターバックのバックアップとしてメンバー入りするだろうが、もう一人本職が欲しい。
【ボランチ】(4枠)
森保ジャパンの肝となる遠藤、守田のメンバー入りは確定的。3ボランチを考え、田中が次点。4枠目は、この日先発に送り出された柴崎が優位に立つ。ただ、橋本拳人(ウエスカ)とも差がない。原口がこの枠で入選する可能性もある。
【2列目】(7枠)
まず伊東、鎌田、堂安、三笘とそれぞれ武器を持った4人が優先される。守り方が限定されるが、米国戦では守備でもメドを立てた久保が次点。10番を背負う南野はFW、サイド、トップ下をこなせるため、メンバー入り濃厚。最後に原口が滑り込む。FW枠次第で、新進気鋭の相馬が入っても不思議ではない。
【FW】(4枠)
最も読めないポジション。大迫はコンディション不良に悩まされ、今遠征も選外。ただ、回復すれば1番手に違いない。米国戦の守備で試合をつくった前田は、W杯でこそ必要な選手。負傷した浅野の状態次第だが、間に合わなければ上田が一歩リードし、古橋は代表戦で輝けない試合が続いている。大迫の不安がぬぐえなければ、町野のサプライズ選出がある。
【本大会出場メンバー26枠を予想】もっとも読めないFW…大迫勇也のコンディション次第で町野修斗もある - スポーツ報知
Read More
No comments:
Post a Comment