大相撲の大関朝乃山関(27)=本名石橋広暉、富山県出身、高砂部屋=が週刊文春にウェブ上で、日本相撲協会の新型コロナウイルス対策のガイドラインに違反したと19日に報じられたことについて、協会側の聞き取りに対して内容の一部を認め、夏場所12日目の20日から休場する意向を固めたことが分かった。19日、関係者が明らかにした。
朝乃山関は原則的に外出禁止期間の夏場所前、接待を伴う飲食店を訪れるなどしたと報道された。協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)によると、尾車コンプライアンス部長(元大関琴風)が本人に聞き取りを行い、当初は「事実無根」と主張していた。しかし、関係者によると、19日に再び聴取を受け、回答を改めたという。協会は調査を進め、処分を検討する見通し。
朝乃山関は同日の夏場所11日目に7勝目を挙げたが、リモート取材には応じなかった。勝ち越しておらず、休場して負け越せば7月の名古屋場所はかど番になる。
ガイドライン違反では、昨年7月場所に当時幕内だった幕下力士の阿炎が場所前と場所中に外出して会食し、出場停止3場所と5カ月の報酬減額50%の処分を受けた例などがある。今場所は抵触行為があった幕内竜電関が休場している。〔共同〕
朝乃山が休場へ コロナ対策指針違反報道、一部認める(写真=共同) - 日本経済新聞
Read More
No comments:
Post a Comment