政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は16日、新型コロナウイルス感染症対策分科会後の記者会見で、新型コロナウイルスの緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が解除された地域で1カ月程度、観客受け入れの上限を1万人とする政府方針に対して、五輪開催と切り離すことを条件に了承したことを明らかにした。
尾身氏は会見で「五輪とは関係した話ではない、ということを政府側に確認し了承した」と述べた。
五輪を開催した場合の観客数の制限について「1万人よりもう少し厳しくすべきという考えか」という質問に対しては、尾身氏が近く発表予定の五輪開催に伴う感染拡大リスクに関する提言に触れ「そこで意見を申し上げたい」と述べるに留めた。提言の具体的な内容は明かさなかったが、「最後の詰め(の段階)に来ている。専門家間で、大きな方向性はまとまっている」と説明した。(デジタル編集部)
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「まん延防止」後の観客上限1万人「五輪は別」確認し了承 政府分科会の尾身会長 - 東京新聞
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