本塁打+セーフティバントに「宇宙人だな」
ア・リーグ西地区首位に立つアスレチックス相手に、そこまで6連勝だったエンゼルスは3連敗を喫したものの、気を吐いたのは大谷だった。15日の第2戦で3点を追う8回2死、サウスポーのルサルドの投じたストレートを強振すると、痛烈な弾道はライトスタンドに一直線。打球速度186km、飛距離131mの弾丸18号で自身22打席ぶりのアーチとなった。この一撃から大谷の打棒が爆発することになった。 16日の第2打席には再び左腕のアービンから、真ん中やや外よりスライダーを上手くバットに乗せて右翼席に19号。続く第3打席には長打を警戒する内野手のシフトをあざ笑うかのようなバントヒットでマルチヒット、そして盗塁も成功させた。この活躍ぶりに中継したテレビ局「バリースポーツ・ウエスト」の解説者も「ヤツは宇宙人だな」と冗談めかして言う場面もあった。
投手なのにダイビングキャッチ
<6月17日 vsタイガース> 打:1打数0安打2四球 投:6回5被安打5奪三振1被本塁打1失点2四死球 観客制限が解除となったエンゼルスタジアムに3万人超の大観衆が詰めかけた中、“リアル二刀流”に臨んだ大谷は、投手として4、5回と2イニング連続でダブルプレーに斬ってとるなど要所を抑えるとともに、打者のバントヒットをダイビングキャッチで防ごうとするハッスルプレーもあった。 なおこの試合では三冠王経験者ミゲル・カブレラに死球をぶつけてしまったが、その直後に大谷が四球で出塁すると、一塁を守っていたカブレラが大谷に“ちょっかい”を出す寛大さを見せるなど、大リーグの超一流選手にも認められていることを示す一幕もあった。 <6月18日 vsタイガース> 5打数2安打2本塁打3打点 <6月19日 vsタイガース> 4打数1安打1本塁打2打点1四球 <6月20日 vsタイガース> 4打数1安打1本塁打2打点1四球
「ショウヘイは宇宙人か」3戦連発含む6本塁打+5回1失点で3勝目、MVPコールに日本人初のホームラン競争出場… 大谷翔平のスゴすぎ1週間(Number Web) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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