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Monday, June 7, 2021

メジャー自身初の3四球…エンゼルス大谷翔平の急激な四球率アップの背景とは!? 重なるトラウトの離脱 - 中日スポーツ・東京中日スポーツ

インサイドを攻められのけぞる大谷(AP)

インサイドを攻められのけぞる大谷(AP)

◇6日(日本時間7日)エンゼルス5―9マリナーズ(アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平選手(26)はマリナーズ戦に「2番・指名打者」で先発。メジャー自身初の3四球(1敬遠)など2打数無安打、1盗塁、2三振だった。

 中継局BSウエストは大谷の四球が「4月は97打席で3四球、5月は109打席で13四球(この日も含めると114打席で16四球)です。過去とは我慢強さのレベルが違います」と紹介。4月が32・3打席に1四球、5月は3・8倍の同8・4打席の計算になる。

 急激な四球増の理由を聞かれたグビザ解説者は「直球か変化球か、球を見極めるアプローチを再確認しているのでしょう。ジェレミー・リード(打撃コーチ)は『とにかくストライクを投げさせるようにすれば、投球を捉える確率が上がる』と話していました」と説明した。

 一方、大谷の四球増は、大谷の直後の3番を任されていた同僚トラウトの離脱とも重なる。走塁で右ふくらはぎを痛め、5月18日にIL(負傷者リスト)入り。MVP3度の“現役最強打者”は、早くても復帰は7月と伝えられる。

 大谷は5月前半まで153打席で6四球(四球率25・5打席)が、それ以降は70打席で14四球で、四球率5打席は、5倍以上に激増。打率も5月前半までの2割6分4厘が、それ以降は2割3分6厘となっている。

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