東京五輪・パラリンピック組織委員会が会場で観客への酒類の販売を認める方向で調整しているとされることについて、大会のゴールドパートナー契約を結んでいるアルコール飲料メーカー「アサヒビール」は22日、東京新聞の取材に「正式発表があったわけではないので、コメントする立場にない」と答えた。
アサヒグループの広報担当者によると、同社はビールとノンアルコールビール、酎ハイ、ワインの4酒類の酒類を競技会場や関連施設で提供・販売する契約を結んでいる。
組織委の橋本聖子会長は21日の記者会見で「観客への酒類の販売、提供については、大声の抑止、安全な誘導の実現の観点や現在の(社会の)一般的ルールに鑑み、検討中」などと述べている。アサヒグループの広報担当者は「組織委員会の動向を確認していきたい」としている。
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販売契約のアサヒビール「コメントする立場にない」 五輪会場、酒類販売容認で調整 - 東京新聞
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