<東京オリンピック(五輪):卓球>◇28日◇女子シングルス◇東京体育館◇準々決勝
混合ダブルスで日本卓球界初の金メダルを獲得した伊藤美誠(20=スターツ)が、日本女子初となるシングルスのメダルに王手をかけた。準々決勝で田志希(韓国)に4-0と圧勝し、準決勝に駒を進めた。石川佳純(全農)はモンユ・ユ(シンガポール)に1-4で敗戦。12年ロンドン五輪以来の準決勝進出を逃した。
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伊藤は第2ゲームは10連続得点するなどし、田を圧倒した。前日は3時間睡眠という過酷日程だったが、この日は8時間寝たといい「頭もさえ、足もよく動いていた」と納得の試合だった。
メダルに王手をかけたことに「目の前の勝ちに向け1戦1戦やるだけ」と控えめに言った。中国選手と戦うまで温存している戦術もあるかと問われると「全部出してます。目の前の試合に勝つために全力です」と否定した。
卓球が88年ソウル五輪で正式採用されてから日本のシングルスのメダルは、男子の水谷隼が16年リオデジャネイロ五輪で獲得した銅メダルのみだ。
準決勝の相手は中国の20歳、孫穎莎で同世代のライバル。これまでの対戦成績はジュニア時代を含め伊藤の2勝6敗で、直近では4連敗している強敵となる。
伊藤美誠、準決勝は中国の20歳・孫穎莎と 直近4連敗の難敵 - ニッカンスポーツ
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