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Monday, June 27, 2022

株式会社アンリミテッド 役員交代および経営権委譲についてのお知らせ - 鈴鹿ポイントゲッターズ

いつも鈴鹿ポイントゲッターズをご支援いただき誠にありがとうございます。

運営会社の株式会社アンリミテッド(本社:三重県鈴鹿市住吉4丁目21-13)では、2022年6月21日に開催した臨時株主総会にて、代表取締役 吉田雅一以下全役員(4名)が辞任し、下記の通り新役員(6名)の選任を決議しましたのでお知らせいたします。

登記手続きにつきましては、本日6月27日に管轄法務局(津地方法務局)に申請書類を提出し、近日中に登記変更が完了する予定です。

弊クラブは、2022年2月28日付けでJリーグ百年構想クラブ規程第7条第1項第1号に定められる「Jリーグの目的に反する行為」があったとして、「Jリーグ百年構想クラブの解除条件付き資格停止処分」を受けており、資格停止処分の解除条件として、「1.ガバナンス体制の改善」、「2.ステークホルダーからの支援継続」が挙げられています。

クラブチームは地域の公共的性質を有している以上、通常の企業が求められる水準よりも、より高いレベルでのコンプライアンス意識や高潔性が求められます。

弊クラブでは、これまでの一個人がほぼ100パーセント近い株を保有している状態から、抜本的な株主構成の変更が必須だと考え、複数の者に株式を分散させることにより、株主の権限が一極集中とならない形とすること、株主間でも監視・監督ができるような体制を取るべく、株主構成の刷新を図ることとし、保有株式の全てを現株主個人と、現株主が代表を務める株式会社ノーマークと利害関係を有しない第三者に分散譲渡する予定で、地元や近隣地域に在する企業を中心に現在協議を進めています。

候補企業については、財務基盤が盤石であるということだけではなく、弊クラブの発展に強い熱意を有していることや、プロスポーツの特殊性への理解(高潔性への強い理解)を示していることが必要不可欠と考えており、現在、内諾を得ている企業と順次株式の譲渡契約締結に向けての準備を進めております。

なお、この度の新体制および経営譲渡についての記者会見は、全ての手続きが完了した後に開催させていただきます。

役員交代について

【2022年6月21日付で辞任】
吉田雅一(代表取締役社長/常勤)、山岡竜二・大榎良則(取締役/非常勤)、藤谷秀治(監査役/非常勤)

【新役員(6名)※登記申請中】
三浦泰年(代表取締役GM/常勤)、山口隆男(代表取締役社長/常勤)、折原 潤(取締役副社長/常勤)、森本美行(専務取締役/常勤)、中西大介(社外取締役/非常勤)、坂口裕昭(監査役/非常勤)

旧役員体制(常勤役員1名)において取締役会は形骸化しており、株主の影響を強く受ける形で全ての意思決定がなされ、監査役の権限も会計監査に限定したものであった。よってこの度、取締役会規程を整備し、健全な取締役会が運営される仕組みを構築しました。

現在チームの監督兼GMを務める三浦泰年は自治体やステークホルダー、そして選手や従業員からの信頼が非常に厚く、今回代表取締役として選任されました。しかし、引き続き監督業との兼任となるため、三浦監督兼GMをサポート、且つ法人経営の実績やガバナンスに関する知識と経験、そしてサッカーへの愛情と地元鈴鹿をホームタウンとするクラブの再建に強い熱意を持つ山口隆男氏を選任し、代表取締役2人制としました。

新役員プロフィール

代表取締役GM(常勤/監督兼任)
三浦 泰年(みうら やすとし)
1965年7月15日生(56歳)、静岡学園高等学校 卒業
サッカー元日本代表(1993)
サントスFC(1984)を皮切りに読売クラブ、清水、川崎、福岡、神戸で選手としてプレーし、2003年に現役引退。以降、ヴィッセル神戸チーム統括本部長(2004)、静岡FCテクニカルディレクター(2006)を経て、2011年以降はJクラブ(北九州、東京V、富山、鹿児島)やタイ(チェンマイFC)、ブラジル(ソコーロSC U-20)の監督を務め、2021年7月より鈴鹿ポイントゲッターズ監督兼GMに就任

代表取締役社長(常勤)
山口 隆男(やまぐち たかお)
1948年9月24日生(73歳)、三重県立白子高等学校 卒業
新日本製鉄㈱名古屋製作所(1966)、本田技研工業㈱鈴鹿製作所(1972)、Thai Honda(タイ)駐在(1995~2000)の後、タイ現地法人代表取締役社長や、アドバイザー等を経て2022年4月、日本帰国

取締役副社長(常勤)
折原 潤(おりはら じゅん)
1978年2月4日生(44歳)、流通経済大学流通情報部 卒業
㈱加賀ライズ(2001)、㈱ディラン(2004)、インタセクト・コミュニケーションズ㈱、ジェーピーツーワン(2009)を経て2010年より㈱サイバーメディアワークス(現 ㈱ノーマーク)入社。2017年に同社取締役に就任し、2022年2月より鈴鹿ポイントゲッターズへ出向。2022年6月、㈱ノーマークを退職

専務取締役(常勤)
森本 美行(もりもと みゆき)
1961年7月24日生(60歳)、Boston University Graduate School of Management 卒業(1992/MBA)
アジアコンテントドットコム㈱(2000)、データスタジアム㈱(2002)、fangate㈱(2012)、㈱IBLJにて代表取締役社長、CEO、会長などを務める。また、(一社)日本独立リーグ野球機構常務理事(2018)、(一社)日本スポーツマンシップ協会理事、(一社)京都スポーツイノベーションファクトリー代表理事も歴任。サッカー関連ではJクラブ(横浜FC、神戸、東京V、鹿児島、京都)のテクニカルサポートや慶應、仙台、多摩、専修、神奈川等の大学体育会サッカー部コーチや非常勤講師などを務めた。2021年7月より鈴鹿ポイントゲッターズヘッドコーチに就任

取締役(非常勤)
中西 大介(なかにし だいすけ)
1965年8月14日生(56歳)、神戸商船大学(現 神戸大学海事科学部) 卒業
㈱ナガセにて勤務後、1997年Jリーグ入局。以降、事務局戦略室室長、競技・事業統括本部長、理事を経て2014年から2017年までJリーグ常務理事を務めた。Jリーグヒューマンキャピタル理事長、Bリーグ理事、JFA技術委員、国際委員などを歴任し、現在は㈱フェルメールブルー代表取締役社長

監査役(非常勤)
坂口 裕昭(さかぐち ひろあき)
1973年4月7日生(49歳)、東京大学法学部 卒業
兵庫県神戸市中央区所在の京町法律事務所に所属する弁護士で、事業再生、M&A、その他企業法務全般を主たる業務分野とする。野球の四国アイランドリーグplusに所属する徳島インディゴソックス球団の運営会社社長、同リーグ事務局長、理事長を歴任し、現在は㈱GATHERのCOO、バレーボールのV.LEAGUEのDIVISION1に所属する久光スプリングスのエグゼクティブアドバイザーに就任し、スポーツ法務に力を注ぐ

経営権委譲について

㈱アンリミテッド(鈴鹿ポイントゲッターズ)の株式のうち、98.5パーセントを現株主(西岡 保之)が保有していましたが、この全ての株式の譲渡に関し、外部弁護士と信託契約を締結する基本合意が完了しています。

よって、すでに現株主による経営への関与を完全に排除済みであり、今後、株式の新たな引受先と調整し、順次株式の譲渡契約締結手続きを進めていく予定です。

代表コメント

■三浦泰年 代表取締役GM
「この度は世間を騒がせ、関係する皆様方にご迷惑をかけてきたことに対し、クラブを代表して深くお詫び申し上げます。そんな中においても、鈴鹿ポイントゲッターズに関わる全ての皆様から、咤激励いただき、心より感謝申し上げます。クラブはこれで過去から脱却し、新しい体制となります。私自身も、これまで以上に、未来に向けて、責任を持って前に進んでいく所存ですので、引き続きご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。」

■山口 隆男 代表取締役社長
「この度、鈴鹿ポイントゲッターズの代表取締役社長に就任いたしました山口隆男です。現在、関係各位にご迷惑をお掛けしており大変申し訳ございません。三浦代表並びに新体制と共に協力・連携しあって組織を改善して参りたいと存じます。クラブが、スポーツで地域を盛り上げ、子供たちに夢を与えられる存在になるべく全力を尽くします。私は鈴鹿出身でもあり、皆様のご期待に応えられるよう覚悟を持って精進いたします。今後ともご支援・応援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。」

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