【アナハイム(米カリフォルニア州)=帯津智昭】米大リーグで26日、大谷翔平が所属するエンゼルスとマリナーズの試合で、両チームの選手らによる乱闘が起こった。
二回、マリナーズの4番ウィンカーが死球に激高し、エンゼルスのベンチに歩み寄ったところ、両チームの選手らが激しいもみ合いになった。大谷もベンチを飛び出し、相手選手を必死に止めようとしていた。
伏線はあった。前夜の試合ではエンゼルスのトラウトの頭部付近への投球があり、トラウトは試合後、「(制球力がなく)内角に投げられないなら、内角に投げるな」などと報道陣に語り、怒りをにじませていた。逆にこの日は一回、マリナーズのJ・ロドリゲスの頭部付近への投球があった。
この乱闘で試合は約20分間、中断した。エンゼルスはネビン監督代行ら4人、マリナーズもサービス監督ら4人の計8人が退場になった。
大乱闘でベンチ飛び出した大谷翔平、マリナーズ選手を必死に止める…伏線はトラウトへの投球か - 読売新聞オンライン
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