女子プロレスラーの風間ルミ(本名・斉藤ルミエ)さんが21日、死去した。55歳だった。死因は不明。8月30日には自身の公式ツイッターで子宮内膜症の痛みについて告白し、公式ブログでも「ずっと来ていなかった子宮内膜症の痛みが出始めて。薬を上手に飲まないと、何も出来ない状態」とも説明。9月3日のブログでは「今日にはお仕事復帰できるかな?と思っていたんだけど、やっぱり甘かったです。やはり、食べれていないのが1番厄介」などと食欲が出ていない現状も明かしていた。
風間さんは高校生だった85年にシュートボクシングでキックボクサーとしてデビュー。86年にジャパン女子プロレスに入団し、神取忍らと同期だった。ジャパン女子解散後の92年7月には神取らとLLPWを設立し、社長兼レスラーとして活動。全日本女子プロレスとの対抗戦では北斗晶との髪切りマッチで敗退し、丸刈り頭になった。
02年に社長を退任し、神取に団体を託した。03年には同団体のスーパーバイザーに就任。その後もタレント活動と並行し、天龍源一郎率いるWAR最終興行などリングにも登場した。また06年に神取が参議院議員に繰り上げ当選した際には公設秘書に就任。飲食店の経営、食育アドバイザー、講演活動などするなどリング内外で幅広い活動をしていた。
◆風間ルミ 本名・斉藤ルミエ。1965年(昭和40年)11月28日、東京都出身。高校時代にキックボクシングを始め、卒業後シュートボクシングに転向。86年にJWP結成と同時に入門し、同年8月17日デビューした。93年にLLPWを旗揚げして、社長兼エースとして活躍した。得意技はだるま式ジャーマン。
女子プロレスラー風間ルミさん死去、55歳 8月末に子宮内膜症の痛み告白 - ニッカンスポーツ
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