北京冬季オリンピックは4日の開幕を前に2日から一部の競技が始まる。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大は勢いを増し、市民が暮らす北京市内、外部との接触を遮断するために選手らが入る「バブル」内はともに厳戒態勢だ。【北京・小林悠太】
「アンビリーバブル(信じられない)」「ハートブレーク(傷心)」。1月30日、スキージャンプ女子の北京五輪金メダル候補、マリタ・クラマー選手(20)=オーストリア=が新型コロナウイルスの検査で陽性と判定されたことが明らかになった。ネット交流サービス(SNS)上への書き込みが相次ぎ、衝撃の大きさを物語った。
クラマー選手は今季のワールドカップ(W杯)で6勝を挙げ、個人総合首位につけている。2大会連続のメダルが懸かる高梨沙羅選手(25)=クラレ=の最大のライバルとされるが、中国への出発前の検査で陽性となった。無症状の場合、複数のPCR検査で陰性となれば出場できる可能性もあったが、1日にオーストリア・スキー協会が欠場することを明らかにした。
空港、滞在中の検査で陽性200人
オミクロン株による感染拡大の波は、五輪関係者にも及んでいる。…
金メダル候補も陽性 オミクロン株に揺れる北京五輪 対策の限界 - 毎日新聞 - 毎日新聞
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