アーセナル退団が目前となったオーバメヤン [写真]=Getty Images
ガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンは、アーセナルと契約解除してバルセロナへフリー移籍することが決定的となったようだ。31日、イギリスメディア『BBC』が報じている。
両クラブは当初、今季終了までの期限付き移籍を前提に交渉を進めていたものの、財政状況が厳しいバルセロナにとって半年で900万ユーロ(約11億円)という給料の負担は重く、一時は破談報道が流れていた。しかし、バルセロナ移籍を望むオーバメヤンは31日にバルセロナへ上陸すると、両クラブの交渉も土壇場で方向転換し、最終的にはアーセナルと契約解除、バルセロナへのフリー移籍で合意に至ったようだ。
すでにバルセロナ入りしているオーバメヤンは、移籍市場最終日となる31日夜にメディカルチェックとサインを完了。手続きはすべて終了し、残すは公式発表のみという状況だ。なお、同選手はバルサ加入に向けて大幅な減俸を飲んだとされ、半シーズンで受け取る金額はアーセナル時代の4分の1以下となる200万ユーロ(約2億5000万円)となる見込みとなっている。
現在32歳のオーバメヤンは、2018年1月にドルトムントからアーセナルへと完全移籍。これまで公式戦通算163試合の出場で92ゴールを挙げており、2018-19シーズンにはプレミアリーグの得点王に輝くと、2020年にはクラブをFAカップ優勝に導き、エースとして大きな貢献を果たしてきた。
だが、昨年12月のサウサンプトン戦で「規律違反」を理由にメンバーから外されると、数日後にはクラブが主将剥奪の処分を決定。さらに1月から参加したアフリカネーションズカップでは、代表活動中に新型コロナウイルスに感染すると、後に大会前合宿で選手たちがパーティを開いていた映像が出回ったこともあり、素行不良からアーセナルとの関係が冷え込んでいるとされていた。
オーバメヤン、アーセナルと契約解除でバルサ加入へ!…手続きは完了、残すは公式発表のみ - SOCCER KING
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