北京五輪の主役は大丈夫なのか――。フィギュアスケート男子の羽生結弦(27=ANA)がショートプログラム(SP)を翌日に控えた7日、本番会場の首都体育館近くのサブリンクで初めて公式練習に臨んだ。94年ぶりの3連覇と人類初のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)への挑戦で世界中から注目を集める中、練習を見守った海外メディアからは羽生の状態を心配する見方が相次いでいる。
歴史的な挑戦に向けて、いよいよ本番モードに突入した羽生。日本での期待が高まる一方で、中国メディア「網易」は「多くのジャンプで初動においてミスを犯した。動きの中でジャンプの部分でまだ難しいところがたくさんあり、羽生は明らかに彼の最高の状態に達していない。着地する際にもミスがあった」と報道。北京のリンクでの初練習を見て、心配しているようだ。
また、韓国紙「国民日報」は「オリンピック3連覇に挑戦する羽生は、まだ体があまり〝解放〟されていないようで着地で揺れた。約40分間の公式練習を行ったが、超高難度技術であるクワッドアクセルを試みるも完璧に消化することはできなかった。ジャンプの際に着地ミスで倒れ、尻もちをつく場面もあった」と指摘した。
今季の羽生は右足を負傷してNHK杯やロシア杯を欠場。実戦の少なさや本番直前に北京入りしたことで、現地の環境にまだ順応できていない不安が練習に表れているとみている。
もちろん、羽生の本番での勝負強さは過去に証明済み。今回も〝不安説〟を吹き飛ばしたいところだが…。全世界がかたずを飲んで見守る中、間もなく結果が出る。
ミス連発の羽生結弦に不安説 海外メディアが心配する主役の〝異変〟 - 東スポWeb
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