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Monday, March 7, 2022

高木美帆、世界選手権は総合2位 最終種目で逆転許すも「これが私の今の限界。悔いはない」 - スポーツ報知

◆スピードスケート 世界選手権 最終日(6日、ノルウェー・ハーマル)

 オールラウンド部門で女子の高木美帆(日体大職)は2位だった。4種目総合で争う後半の2種目が行われ、1500メートルは1分55秒03の1位で総合首位をキープ。最後の5000メートルも自己ベストの7分1秒97で4位に入ったが、北京五輪3冠のイレーナ・スハウテン(オランダ)に逆転を許した。高木菜那(日本電産サンキョー)が総合7位、佐藤綾乃(25)=ANA=が8位に入った。

 高木美は金1、銀3のメダル4つを獲得した北京五輪後の初戦だった。オールラウンダーとして、こだわりも強かった大会。最初の500メートルで1位となったが38秒31とタイムが伸びず、3種目目の1500メートルも会心のレースとはいかなかった。長距離を得意とするスハウテンに対し、2種目でリードを広げきれなかったことが響いた形とはなったが「この大会で1番に登りたかったなっていう気持ちはあったけど、後悔や悔いはない」と語った。

 北京五輪後、すぐに今大会に向けて転戦した。5種目に出場し、全てを出し切った五輪から約3週間。心身ともに疲労が残っていた影響からか「自分の中で3000メートルと5000メートルは滑れても、500メートルや1500メートルの速いスピードで滑る種目に体が追い付いてこない部分があるのかなとも感じていた」という。ただ、「それを引っくるめて、これが私の今の限界だなと感じている。例えばスプリント(種目)に対して準備不足とかっていうところのミスではない」と結果を真摯(しんし)に受け止めた。

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