ラグビーリーグワンの「埼玉ワイルドナイツ」が31日、埼玉県・熊谷ラグビー場で同日開催予定だったが、コロナの影響で中止になった「第32回全国高校選抜ラグビー」の決勝カードをチームの練習場で開催するとツイッターで発表し、YouTubeチャンネルでも配信した。
決勝戦は東福岡―報徳学園(兵庫)で行われるはずだったが、東福岡と対戦したチームに29日、新型コロナ陽性者が確認された。このため同校は大会実行委の辞退勧告を受け入れ、報徳学園の不戦勝Vが決まっていた。
このためワイルドナイツは31日早朝、ツイッターでこの対戦を「埼玉パナソニックワイルドナイツグラウンド にて実施することとなりました!」と投稿。両校を埼玉県熊谷市のラグビー施設「さくらオーバルフォート」に招き、試合を開催すると発表した。
さらに「※東福岡高等学校の選手たちはPCR検査を行い、対象者全員の陰性が確認されております」とも報告。「また、急遽チームのYouTubeチャンネルにて、手作りLive配信を行います。是非ご覧ください!」「両校へ熱い応援をよろしくお願いします!」とも加え、試合ができなかった両校を全力でサポートした。試合は37―10で東福岡が勝った。
YouTubeで観戦したラグビーファンが「両チームに対戦する機会ができて良かった!埼玉ワイルドナイツありがとう!!両校の選手もリーグワンの選手達に見てもらえるのは嬉しいだろうなぁ」「ありがとうパナソニックワイルドナイツ 関係者各位に感謝」「さすが我らがワイルドナイツ!でもやっぱり決勝戦できないなんておかしいよ」「子供たちはどれほど喜んだことが、パナの柔軟な男前の対応に感動します」と感動。一方ツイッターでは「辞退勧告」「東福岡」がトレンド入りし、「濃厚接触疑い」による試合中止に疑問を投げかける投稿が相次いだ。
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