ブンデスリーガは10日、第6節を各地で行い、MF遠藤航とDF伊藤洋輝所属のシュツットガルトが敵地でバイエルンと2-2で引き分けた。遠藤は今季初の途中交代で75分間のプレー。伊藤は開幕6試合連続のフル出場で貴重な勝ち点1獲得に貢献した。
今季ここまで4分1敗と勝利のないシュツットガルト。昨季まで10連覇と王者に君臨するバイエルンとのアウェーゲームでも前節のシャルケ戦(△1-1)に続いて3-5-2のシステムを採用し、遠藤は中盤3センターのインサイドハーフ、伊藤は左のストッパーで先発出場した。
試合は立ち上がりからシュツットガルトがGKフロリアン・ミュラーを中心にバイエルンの猛攻を耐え抜いたが、36分にスコアを動かされた。右サイド裏をカナダ代表DFアルフォンソ・デービスに攻め込まれ、マイナス方向のクロスを送られると、これに17歳136日でクラブ史上最年少先発のFWマタイス・テルが反応。左足シュートは伊藤がブロックを試みたが、右足に当たって軌道が変わったボールがゴールマウスに吸い込まれた。M・テルはクラブ史上最年少ゴールとなった。
ビハインドとなったシュツットガルトは後半6分、MFクリス・フューリッヒがDFヨシュア・キミッヒにプレッシャーをかけてボールを奪い、FWセール・ギラシがゴールを決めるも、VARによりフューリッヒのファウルが確認され、得点は認められず。それでも同12分、DFコンスタンティノス・マブロパノスの果敢なボール奪取からカウンターを仕掛けると、フューリッヒが右足で決めて同点に追いついた。
ところが直後の後半15分、DFヌサイル・マズラウィからのパスを受けたFWジャマル・ムシアラに足技で剥がされると、左足でゴールに叩き込まれて再びバイエルンがリード。同30分には遠藤が今季初の途中交代となった。
それでも後半44分、最後にドラマが待っていた。シュツットガルトは遠藤に代わってピッチに立ったMFリリアン・エグロフが左サイドを突破すると、折り返しのボールにギラシが反応。シュートは枠を外れたが、DFマタイス・デ・リフトに足を踏まれたとしてVARが介入し、PKを獲得した。キッカーはギラシ。冷静なシュートでGKマヌエル・ノイアーの牙城を破り、土壇場のゴールで勝ち点1を獲得した。
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遠藤&伊藤先発シュツットガルト、土壇場PK弾で王者バイエルンとドロー! 未勝利続くも敵地で勝ち点1 | ゲキサカ - ゲキサカ
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