鈴木選手はもともと20キロの選手で世界記録を持っていましたが、けがの影響でリオデジャネイロオリンピックに出場できませんでした。
その後、東京大会に向けて50キロに挑戦し、おととしの世界選手権で優勝してロンドン大会以来2回目のオリンピック代表に内定しました。
こうした実績から金メダルが期待されていましたが、世界選手権の後は、負荷をかけたあと回復力が低下するという症状に苦しみ、本格的な練習に取り組めず大会には出場できていませんでした。
所属する富士通によりますと、ことし春先には練習を再開することができたものの、いまだに高い負荷をかけたトレーニングは難しく、残された期間で目標とする結果を得るための状態まで仕上げていくことは困難だと判断して内定辞退の決断に至ったということです。
鈴木選手は、所属先を通じて「期待に沿うことができず心苦しい思いです。悔しい気持ちもありますが、日本競歩チームの一員として、出場する選手を応援していきたいと思います。今後は、コンディションを整えながら、徐々に試合に復帰していければと考えています。次回のオリンピックでは金メダルを目指せるように頑張りたいと思います」などとコメントしています。
日本陸連は、補欠だった勝木選手が代わって代表に内定したと発表しました。
競歩 鈴木雄介 東京五輪代表内定を辞退 コンディション不良で - NHK NEWS WEB
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