最終更新
Getty Images
【欧州・海外サッカーニュース】ラ・リーガ第5節、バルセロナがグラナダと引き分けた。
20日のラ・リーガ第5節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのグラナダ戦を1-1のドローで終えた。
バイエルン戦に敗れたことでクーマン監督の解任論が騒がれるバルセロナ。そうした喧騒の中でカンプ・ノウに迎えたのは、昨季ラ・リーガ後半戦で逆転負けを喫して、自力優勝の可能性を潰された相手であるグラナダだ。しかも今季から同チームを率いるのは、ルイス・エンリケ現スペイン代表監督の助監督としてバルセロナに在籍したロベルト・モレノ監督である。
クーマン監督はGKテア・シュテーゲン、DFデスト、エリック・ガルシア、アラウホ、バルデ、MFセルジ・ロベルト、ブスケッツ、フレンキー・デ・ョネロ(アトレティコ、FWデミル、メンフィス、コウチーニョをスタメンとして、システムは4-3-3を使用している。
編集部のおすすめ
さて、試合の立ち上がりは、バルセロナとクーマン監督が思い描ける中でも最低のものとなった。グラナダがファーストアタックでCKを獲得すると、その流れから先制。エスクデロが上げたクロスから、ファーサイドのドゥアルテがヘディングシュートを突き刺している。
またも守備の脆弱さを露呈したバルセロナは、攻撃でも相変わらず鋭さを欠き、目立つのはメンフィスの積極性やデストのオーバーラップくらいのもの。グラナダのカウンターにも苦戦しながら、1-1と1-2の間を行き来し続けることになった。1-1に近づけたのはS・ロベルトとアラウホで、前者のシュートはポスト、後者のそれはGKマキシミアーノのセーブに阻まれている。
前半は0-1のまま終了。終了間際に負傷したバルデをミンゲサに代えていたクーマン監督は、ハーフタイムにS・ロベルトも下げてルーク・デ・ヨングも投入した。そうして迎えた後半、バルセロナはF・デ・ヨングのより積極的な攻撃参加を起点として、よりグラナダゴールに近づいたが、メンフィスのシュートがマキシミアーノに弾かれるなどやはりゴールは奪えない。
クーマン監督は60分、コウチーニョとの交代でガビを入れ、また75分にはデミルとブスケッツも下げてピケとリキ・プッチもピッチに立たせる。そうして実行に移したのは……ピケ、アラウホ、L・デ・ヨングの三つのタワーを前線に残して、彼らにクロスを送り続けるパワープレー!!!まるでバルセロナらしくないプレーを選択肢してまでゴールを狙った。
そして90分、その誇りと哲学を捨てたような戦術が報われる。クロスからのこぼれ球からガビが絶妙な浮き球(これはバルセロナの選手らしい技術)を出し、アラウホが地面に叩きつけるヘディングシュートでついにマキシミアーノを破った。試合はそのまま1-1で終了のホイッスル。1試合消化の少ないバルセロナはその成績を2勝2分けとして暫定で7位につけている。
クーマン解任騒がれるバルセロナがグラナダとドロー…ピケ、アラウホ、L・デ・ヨングにクロス送り続けるパワープレ... - Goal.com
Read More
No comments:
Post a Comment